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手術患者の治療の流れ

1・診察

視診、触診、皮下腫瘍であれば超音波エコーを使用します。エコーによりできものの診断、位置、周りの筋肉や血管神経とのかかわりを確認します。紹介患者であれば病理も参考にします。

2・合併症や内服薬の確認

合併症の状態を確認し場合により現在かかっている病院に問い合わせをします。
そのうえで、薬剤を確認し手術前の内服薬の指導をします。

3・術前検査

手術の計画を立て説明します。内服薬や、合併症により術前に採血検査を行います。

4・手術

小さな腫瘍であれば可能な限り早急に行います。しかし時間がかかる場合は手術日である木曜日に行います。 術後は患者さんに処置を説明し、1週間後に再来とします。大きな腫瘍や感染した創の場合は当院に通院か近医を紹介します。

5・術後

病理検査判明後 今後の経過観察の時期や追加治療の説明をします。

超音波エコーについて

当院では皮下・軟部腫瘍や血管の流れの状態などの精査目的に表在型の超音波エコーを使用しています。
エコーの特徴としてリアルタイムな画像が得られ、痛みや被爆などの侵襲もありません。
以下に皮下腫瘍の診断例を示します。

【診断例】

石灰化上皮腫

鼻骨(水平断)

爪の下のガングリオン